離婚した後の
不動産処分について
住宅ローン返済で
困っている

  • TOP
  • 離婚した後の不動産処分について・住宅ローン返済で困っている

離婚した後の
不動産処分について・
住宅ローン返済で困っている方

不動産売却を行う理由はさまざまです。中には、「離婚による財産分与」や「住宅ローンの返済が難しくなった」といった理由で不動産売却をしなくてはいけないこともあるでしょう。こちらでは、徳島県の石井町・吉野川市・阿波市・板野町・上板町を中心に県中央から県西部エリアで不動産売却のサポートを行うトラストホームが、離婚での財産分与や住宅ローンの返済が困難なケースでの売却について解説します。

離婚に伴う不動産売却に関してこのようなお悩みはございませんか?

  • 不動産を財産分与する方法が分からない
  • 住宅ローンが残っているので売却できるか不安
  • 共有名義の不動産を売却したい
  • 離婚後もどちらかが住み続けることになる
  • 相手に会わずに話を進めたい
  • 周囲に売却を知られたくない
  • 離婚後の生活のためにできるだけ早く売却したい

離婚に伴う不動産売却のタイミング

離婚に伴う不動産売却のタイミング

離婚時の不動産売却は、離婚前か離婚後のどちらかで行うことになりますが、それぞれメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴をふまえて、自身に合ったタイミングで売却を進めましょう。

離婚前に売却するメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 離婚後に不動産に関する接点がなくなる
  • 不動産売却や財産分与に関するトラブルを回避しやすい
  • お互いに資金を得た状態で新生活をスタートできる
  • 夫婦間の所有権にかたよりがある場合は贈与税がかかる
  • 任意売却では連帯保証人の同意が必要
  • 売却に時間がかかる場合、離婚時期が遅れる恐れがある
メリット
  • 離婚後に不動産に関する接点がなくなる
  • 不動産売却や財産分与に関するトラブルを回避しやすい
  • お互いに資金を得た状態で新生活をスタートできる
デメリット
  • 夫婦間の所有権にかたよりがある場合は贈与税がかかる
  • 任意売却では連帯保証人の同意が必要
  • 売却に時間がかかる場合、離婚時期が遅れる恐れがある
離婚後に売却するメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 売却金額の分配が贈与税の対象とならない
  • 離婚後の落ち着いた状態で売却活動ができる
  • 売却時期を焦る必要がない
  • 離婚後も不動産売却に関する連絡を取り合う必要がある
  • トラブルに発展した際の対応が難しくなるケースがある
  • 離婚時に十分な資金を用意できない恐れがある
メリット
  • 売却金額の分配が贈与税の対象とならない
  • 離婚後の落ち着いた状態で売却活動ができる
  • 売却時期を焦る必要がない
デメリット
  • 離婚後も不動産売却に関する連絡を取り合う必要がある
  • トラブルに発展した際の対応が難しくなるケースがある
  • 離婚時に十分な資金を用意できない恐れがある

財産分与とは?

財産分与とは、「結婚してから夫婦で築いた財産を分配すること」を指します。財産分与の対象となるのは夫婦の共同財産であり、名義人がどちらか一方である場合でも関係ありません。そのため、名義がどちらのものとなっていても、夫婦の共有財産で購入した土地や家なども分与の対象となります。

財産分与は大きく3つのパターンに分けられ、それぞれ「清算的財産分与」「扶養的財産分与」「慰謝料的財産分与」となっています。

清算的財産分与

婚姻中に築いた共有財産を平等に分割する財産分与方法です。財産分与の方法として最もスタンダードな形式となります。

扶養的財産分与

収入の差があるなど離婚によって一方が困窮する場合、補完する形で財産を分配する方法です。

慰謝料的財産分与

離婚の責任を負う配偶者が慰謝料の趣旨を含めて財産を分配する方法です。

不動産を財産分与する方法

不動産を財産分与する方法は主に以下の2つです。

不動産を現金化して分配する

不動産を売却し、代金を二人で分ける方法です。公平な分与がしやすく、離婚後の生活に向けてまとまった資金を得られます。

評価額の半分を相手に支払う

離婚後もどちらか一方が住み続ける場合は、不動産評価額の半分を相手に支払う方法があります。評価額は不動産会社に依頼して算出してもらいましょう。

住宅ローンでこんなお悩みありませんか?

  • 失業や転職で収入が減り、住宅ローンの返済が困難に……
  • 支払いが滞り督促状が届いた
  • クレジットカードなど他の支払いがあり、住宅ローンの返済が難しい
  • 督促状や差し押さえの通知が来たがどうすれば良いか分からず放置している
  • できるだけ返済したいと思っているが収入的に厳しい
  • 住宅ローン返済のためにできるだけ市場価格で売却したい
  • 離婚によって住宅ローンの支払い計画が変わった

「任意売却」とは?

「任意売却」とは?

任意売却とは、住宅ローンを借り入れた金融機関との交渉によって抵当権を抹消してもらい、通常の仲介売却と同じように不動産を売却する方法です。強制的に売却される競売では市場価格よりも低い価格で取引されることが一般的ですが、任意売却であれば市場相場に近い価格での売却が期待できます。また、引っ越し費用や売却後の生活などを考えた資金計画が立てられたり、知人や近隣の方に売却を知られたりしにくいのも任意売却のメリットです。ただし、任意売却ができるタイミングは限られるため、ローンの返済が難しいと感じたら、できるだけ早いうちに不動産会社へ相談しましょう。

任意売却のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 競売よりも高い価格で売却できる可能性が高い
  • 周囲に売却を知られにくい
  • 生活再建に向けて返済計画を立てられる
  • 引っ越し費用や生活資金を残せるよう交渉ができる
  • 仲介手数料などの諸費用を債権者に負担してもらえる
  • 住み続けながら売却する方法も検討可能
  • 債権者の同意を得られなければ任意売却ができない
  • 通常の売却と同じように登記などの手続きが必要
  • ノウハウの豊富な不動産会社を探す必要がある
  • 信用情報に金融事故の記録が残る
  • 期限がギリギリになると競売にかけられてしまう恐れがある
メリット
  • 競売よりも高い価格で売却できる可能性が高い
  • 周囲に売却を知られにくい
  • 生活再建に向けて返済計画を立てられる
  • 引っ越し費用や生活資金を残せるよう交渉ができる
  • 仲介手数料などの諸費用を債権者に負担してもらえる
  • 住み続けながら売却する方法も検討可能
デメリット
  • 債権者の同意を得られなければ任意売却ができない
  • 通常の売却と同じように登記などの手続きが必要
  • ノウハウの豊富な不動産会社を探す必要がある
  • 信用情報に金融事故の記録が残る
  • 期限がギリギリになると競売にかけられてしまう恐れがある

任意売却ができる期間

滞納開始から競売にかけられるまでは1年~1年半ほどの時間がありますが、任意売却は「競売の改札日前日まで」にすべての手続きを終わらせなければいけません。売却活動に3~6カ月程度かかることを考えた場合、滞納から5カ月以内には任意売却をスタートする必要があります。競売を避けるためにも、住宅ローンの返済が難しいと感じ始めたら、できるだけ早いうちに不動産会社などに相談するのがおすすめです。

任意売却と競売の比較

任意売却と競売の違いは以下の通りです。

※表は左右にスクロールして確認することができます

任意売却 競売
売却価格 市場相場での売却も可能なので、より多くの残債を減らせます。また、利益が出た場合、金融機関の了承を得ることで生活費などに充てることが可能です。 売却価格は市場相場よりも大きく低くなるのが一般的です。また、価格設定の権限は裁判所にあります。競売で得られた収入はローン返済に使われるのが一般的で、引っ越し費用や生活費に充てることはできません。
引っ越しや生活再建 売主様の事情を考慮して引っ越し時期を決められます。引っ越し費用の捻出や生活再建に向けての資金確保も可能です。 競売で売却が決まった場合、落札者の都合に合わせて立ち退きを求められます。引っ越し費用の捻出や返済計画の見直しなども難しい状態になります。
プライバシー 任意売却では、通常の仲介売却と同じように売却活動を行うため、売主様のプライバシーを確保しやすくなります。 競売にかけられると、広報誌やネット上で情報が公開されます。そのため、周囲の方に競売について知られてしまう恐れも十分あります。
残債務 金融機関との交渉によって、無理のない返済計画を立てることも可能です。また、自己破産でも免責とならない税金などの債務を優先して返済できる場合があります。 通常は金融機関と交渉する余地がないため、返済の厳しい状態が続くことが予想されます。また、税金などの未払債務もそのまま残ります。